なでしこ母乳育児相談室
母乳育児を成功させるための10か条
第1回【母乳哺育について】/第2回【母乳哺育って母親のエゴ?】/第3回【夫の理解と協力】
第4回【直接授乳困難 -part1- 】/第5回【直接授乳困難 -part2- 】/第6回【体重増加不良】

おっぱい通信 第5回

【 直接授乳困難 〜パート2〜 】

産後1ヶ月くらいのお母さんからのご相談です。

「赤ちゃんが思うようにおっぱいに吸い付いてくれず、泣かれるとついつい搾乳した母乳をを哺乳瓶で与えてしまったり、又はミルクを与えてしまったり…。最近はこんなことの繰り返しで、落ち込みがちです。」
 搾乳すると70〜80ml位の母乳がでるにもかかわらずなかなか直接吸い付いてくもらえないというのは、お母さんにとってはとても辛いことですね。搾乳だけで母乳分泌を維持していくことは、とにかく大変なことです。直接吸い付いてくれるならどんなにいいか…。

(1) あかちゃんの機嫌が良い時に吸わせる練習を!
空腹で「早くよこせ」と言わんばかりに泣いているような状態であれば、もちろん練習どころではありませんよね。機嫌がよくて吸う気があるような、いつもの授乳より早いタイミングをねらって練習してみましょう。泣くのが空腹のサインとは限りませんし、又は浅い眠りの状態で上手に吸い付いてくれることもあります。
(2) 授乳時の態勢を見直しましょう!
お母さんの姿勢はどうですか? お母さんの姿勢が悪ければその態勢が長続きしないだけでなく、肩凝りや腰痛等の原因になりかねません。抱かれた時の赤ちゃんの姿勢や位置はどうですか? 赤ちゃんの顔はおっぱい、お腹が天井の方向に向いていると、実際は飲みにくいのです。又、赤ちゃんの口の位置とお母さんの乳首の位置がずれていると、せっかく吸えたと思っても浅吸いの為すぐに外れてしまったり、あるいは乳頭亀裂を生じてしまったりトラブルに繋がることも少なくありません。
まずは、お母さん自身が楽な姿勢であること。赤ちゃんの顔が真っ直ぐにおっぱいに向かっており、身体がよじれていないこと。以上のことを確かめてみましょう。
(3) 練習あるのみ!
あまり時間を気にせず、出来る時に練習しましょう。焦りは禁物です。

 こうしなければいけないなんて決まりはないと思います。あなたにあった方法があるでしょう。私が言えることは、「こんな方法もあるよ」、「こんな風にやってみたら良いんじゃない」などと一つの方向性というか選択肢を示すことかなと思っています。とにかく立ち止まっていては何も変わりません。まずは行動を!

 

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